秋田の酒造りの特徴、それは秋田流長期低温醗酵といわれる秋田の気候風土を上手に利用した醸造方法です。 秋田流寒仕込みの酒造りは冬の到来とともに始められ、最も寒い時期に最盛期を迎えます。寒冷降雪期のこの時期は雪により空気は綺麗に浄化され、その雪に埋もれた蔵は、酒造りに最も適した室温が大きく変化する事もなく一定に保たれるため、非常においしいお酒が醸し出されます。
雪解け水に端を発する、奥羽山系の良質なやさしい伏流水。 酒造りの洗米から全ての工程で使用しており、米の旨みを活かし、やわらかな口当たりとすっきりとした飲み口の良さとなっております。
阿櫻らしさを追求すると共に、原材料・造り手・産地にこだわったテロワール化への取り組みを進めております。 蔵人が横手で育った酒米を栽培し、横手の水で山内杜氏が醸す酒造りにこだわっており、米どころ秋田の地元米で醸した、華やかな香りとまろやかな味わいが調和した飽きのこない飲み口の良さが阿櫻酒蔵のお酒の特徴となっております。
全国五大杜氏の一つである秋田の山内杜氏 照井俊男のもと、情熱を燃やす蔵人達により、技の粋を集めた酒造りをしております。
近年、酒造技術の改良と酒質の向上に励み、全国にその技術水準の高さを知らしめるなど、そのたゆまざる努力が今日の銘醸地秋田の基礎をつくり上げました。
平成27年 秋の叙勲 黄綬褒章受章
全国新酒鑑評会 金賞受賞 (5年連続11回目)
平成30年 秋田清酒品評会 吟醸酒の部 優等賞
平成30年 東北清酒鑑評会 吟醸酒の部 評価員特別賞(優等賞) (2年連続)
令和元年 秋田清酒品評会 吟醸酒の部 秋田県知事賞